丁寧でいて詳しい教則本を作りたい2
- Tsubasa Shida
- 2021年7月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年10月23日
約8年前、教室でギターを教えるようになった私は、
自分のテキストを作成する事にしました。
まずはとにかく難しい事を考えずに、自分のアウトプットをし続け、
まとめる事にしました。
ギターが弾けて、少しのアドリブも出来るようになるまでに必要なエクササイズや、知識を身に付けるための問題集も作りました。
Illustratorというソフトの使い方もよくわからないまま、勉強をしながらなので、今当時のファイルを見るとテキストのためのフォーマットもぐちゃぐちゃで、レイヤーの使い方も問題が多いです。
さらに合間を縫って作業をし、の繰り返しだったので、元の性格もあったせいか、誤字や脱字も結構ありました…苦笑
とにかく形にする事を最優先とし、
・初心者用テキスト(80P程度)
・ギター理論入門テキスト(80P程度)
の2つを叩き台としました。
その他に自分の復習のためにもまとめた理論書(200P程度)を用意しました。
私のレッスンは、生徒がやりたい事が1番で、それが無かったり
必要と感じた時にテキストをやる事になっています。
とりあえずのレッスンはこの叩き台として用意した2冊と、その時々で生徒に合わせてエクササイズを作る流れで充分と言えば充分でした。
日々に追われて、これらが出来るまでにあっという間に4年は掛かっていました。
とりあえず叩き台として出来たどちらのテキストも、1ページにギュッと内容がギッチリと詰まっていて、
パッと見で「うわっ」と思ってしまうようなものでした。
私がレッスンを受ける側であった頃、ページをめくるのが面倒だと感じたし、何冊もになってしまうのも嫌だったからです。
しばらくレッスンをして困った事が起こりました。
6歳の子、7歳の子が立て続けに入会、さらには5歳の子が体験レッスン。
と、一時的ではあるものの、お子様の需要が急増したのです。
完全に学生〜大人向けを想定して作られたテキストのままでは、お子様のレッスンに使うのは難しく、
しばらくはテキスト無しでレッスンをして、
急いで子供向けの物を作る事にしました。
まずは日々のレッスンの中で、子供たちをよく観察しなければ・・・
と、色々なお話を聞きました。


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